「フェードアウト 消失」をテーマに詩を書いて
chat GPT版
音が、少しずつ遠ざかっていく
さっきまで確かに鳴っていたはずの鼓動が
誰にも気づかれないまま
ゆっくりと音量を下げていく
色も、匂いも、温度も
同じように薄れていく
世界はそのままの形を保ちながら
中身だけが抜け落ちていく
声を出しても
自分にさえ届かない
輪郭はまだここにあるのに
存在だけが遅れて消えていく
フェードアウト
それは終わりの宣告ではなく
気づかれない終焉
幕は降りない
拍手もない
ただ、照明が少しずつ暗くなり
そこにいたはずの「何か」が
誰の記憶にも触れないまま
透明になっていく
最後の一瞬さえ曖昧なまま
確かだったものは
確かでなかったものへと変わる
そして気づいたときには
もう、何も残っていない
消えたのではなく
最初から無かったかのように
